紗の着物に袖を通して

頂いた紗の着物に、やっと袖を通すことができました。
裏が赤、表が黒の紗はよく見かけ、何枚か持っていて着ていましたが、この頂いた紗は、裏は赤、表は紺、そして赤の網模様と洒落ています。何枚か紗の着物を着てみると、固めの紗と柔らかめの紗があり、生地のランクで着やすさが違うものだということを知りました。
今日、袖を通した紗は、着やすく、気持ちのよい着物でした。


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浴衣を着物風に着るのは、お手入れのことなど考えると、お気軽でよいのですが、きちんと夏着物を着るのも、やはりよいものです。麻の下着、汗取りあしべを着てから、長襦袢、着物と、夏の着物は端折らずきちんと着ます。

着物を着はじめた頃、夏の着物は手強い!と痛感した時のことを思い出されるからです。
特に紗のように透けるものは、長襦袢の丈に気を使いますね。
足首がにょきっと透けた着物からみえないよう、寸法を合わせておきます。
下着のラインにも気を配ります。

着はじめた頃といえば、安いポリエステルの絽長襦袢を着たら、蒸れて暑くて、着ていられなかったことがありました。
今は、麻、海島綿(かいとうめん)、爽竹(そうたけ)、など、夏の襦袢の種類も増えて気持ちよく着ていられるようになりましたが、あれは本当に参りました。。。

夏着物を始める方で、お嫁入りに喪服をご用意されていらっしゃれば…50歳以上くらいになってしまうのかしら?
夏の喪服の長襦袢を着てしまうのも一つですね。
以前は、麻の長襦袢もあったようですが、正絹の絽は今でもあります。そして、現在はポリエステルの絽が喪服セットに組み込まれているのが多くなりました。
今の仕事場の先輩にその話をすると、洗えるから暑くても我慢して着ると言われました。
うーん、我慢比べか・・・。それなら、爽竹(そうたけ)などのムレにくく爽やか生地にすればいいのにと思いますが、セットを組む具合によるのでしょうね。
それより、喪の着物は、夏は着ないという方向が益々進むのかな。

仕事でこの三日間は着物で居られます。
やっぱり気持ちよく、心落ち着きます。
離れてみて、着物の良さを改めて感じられるこの頃、当たり前に着ていられたことは、様様なご縁の上に成り立っていたことで、当たり前ではなかったのだと教えられました。

和の暮らしの中での着物姿は、着物暮らしをはじめてから、茅葺屋根のお家に連れて行ってもらったことが元になっています。
その茅葺屋根のお家は、人の出入りがなくなり放置されていると聞いています。
寂しい限りですが、何事もご縁で成り立つものですから、切れる縁、繋がれる縁、因縁和合。

紗の着物に袖を通して、思い出されたことをつらつらと。
虫の音がきこえる夏の夜です。



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Date: 2017.07.21
Category: 着物まわり
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胴抜きの木綿着物

定休日が水曜日なので、休みの日に着物を着ていられることが嬉しいと改めて感じます。
まだ単衣では早いけれど、袷では暑くて、という時に活躍するのが、木綿の胴抜き仕立ての着物です。
絣のメイさん着物を袖口布と、御引き用の八掛けを付けてもらいました。
写真をご覧いただくとわかるように、胴と袖に裏がなく、腰から下に八掛けが付いています。

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広襟なので、襟裏も付いています。
木綿の着物なので自分で洗うことを優先して、裏ものはポリエステルにしました。
はじめは八掛けが硬くておさまりが悪く、折り返した下前の裾が飛び出してくるようで、歩くときに気になりましたが、どんどん着て、洗っていくうちに、上手く添うようになってくれました。

今度同じような仕立てをする時は、ポリエステルの八掛けを先に何度か洗って柔らかくしておくとよいかと考えています。

そろそろ、袷の着物やコートをお手入れに出して、綻びたもののお直しもあります。
東海伝統工芸展が4月26日(水)~始まりましたが、お出かけせず。
5月1日(月)の最終日に駆け込めるかしら。

小林佐智子さんの木綿風通織で入賞されたと伺っておりますので、ぜひ拝見したいのです。
美しいキモノに掲載された、知多半島の作家さん!




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Date: 2017.04.27
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皆様の帯まわり・その二

皆様の帯まわり・その二

あこがれのお召しです!とご紹介くださいました。

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モダンな格子の帯。

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お父様の結城紬を仕立て直した着物は風合いがとてもいい感じです。

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素敵な染帯は、大人の赤。

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春の染帯に道明の帯締め。

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季節に合わせた染帯をお持ちでいらっしゃいます。

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どこか狂言を思わせる組み合わせと感じるのは、私だけでしょうか?

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雪輪にタンポポ。

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お嫁入りに作ってもらった小紋。

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久しぶりなので、作り帯なのですと打ち明けてくださいました。
気楽に着物を着ることがよいのですよ。
作り帯も工夫のひとつです。

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万筋の江戸小紋に、春色の帯揚げ。

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梅の柄を選んで。

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結び糸の白生地を染めて着物に仕立てようとしたら。。。

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生地が足らないハプニングを、下前を別生地にして上手く乗り越え着物になりました。
写真はないですが、八掛もお洒落でした。
それぞれ物語がありますね。

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春色の絞りの小紋もお嫁入り支度の着物です。
袖を通すのは二回目とのこと。

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優しい組み合わせで、着物も喜んでいると思います。

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頂いた反物をネットで調べて仕立ててもらった着物だとお話くださいました。
寸法は?と心配するお声に、自分サイズの長襦袢を反物と一緒に送ったので大丈夫だったとのお返事。

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相良刺繍の切嵌の帯も、その反物も方からの頂きもの。
趣味の良い方から、相応しい方へ!よくお似合いです。

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梅は咲いたが桜はまだかいな♪

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さり気ない格子の紬に、色気のある紫色の桜の帯。

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お染め替えした色無地。
茶紫というか深みのあるお色です。

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綴れの帯。


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色目がはっとする更紗の帯。
小振りの帯留も素敵です。

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垂れ無地がすっきりと見せてくれます。

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私も先日頂いた着物に、欲張って二つ帯留をつけてみました。
白い花柄の帯に白梅の帯留だけでもよいかもしれませんが、もう一つ末広がりの黒珊瑚を足しました。

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きれいな色を着たくなるお年頃になりました。

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Date: 2017.03.01
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梅見の会2017皆様の帯まわり・その一

それぞれの想いの組み合わせでした。
皆様の帯まわりをドーンといってみましょう!

丸帯からのリメイクで、二本の名古屋帯を作られた一本です。

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鶴のお顔もよく、品のよい帯。

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こちらもリメイクの名古屋帯です。
和もの市で見憶えがある方も!

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ロウケツの小紋から帯に作り替えです。生地に焼けがあったので、裏を使って作られたと伺いました。

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有職文様の名古屋帯。

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梅見の会ということで、大人のピンク色を選ばれました。

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この会に相応しく、梅の柄の着物。
リサイクルショップでおまけに頂いたものだとか。
相応しい方のところへ貰われた着物は、幸せですね。

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桐の柄の黒い帯で引き締めて。

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クリスマスセールでお求めになられた牡丹更紗の帯。

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人間国宝六谷梅軒作
立体的にみえる江戸小紋に合わせて。


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烏帽子と般若と撥?

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メリハリのある組み合わせですが、帯揚げと帯締めにも入っている薄桃色が柔らかさを添えています。

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上品な花丸の柄。

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ご自身で日本刺繍をされた着物です。
命かけて刺したものと伺いました。
素晴らし刺繍なのに、画像がボケてしまいごめんなさい。

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冠組の帯締めの色が効いて、素敵です。

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伊勢木綿にリバティの帯。
気負わない組み合わせです。

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竹縞の小紋も、和もの市で手に入れられたものです。

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素敵な色と柄ゆきの丸帯です。
垂れの柄は上を向いていますが、太鼓の柄が下を向いています。
名古屋帯にリメイクされたのかは伺っておりませんが、柄の向きをご存知かしら。


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お嫁入りの箪笥に眠っていた小紋、今でも十分に着こなしていらっしゃいます。

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黒い帯で引き締めて。
さり気なくお襦袢も洒落ています。

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森田空美流コーディネートかしら。

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すっきりとした組み合わせです。

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今日は、ここまで。
その二に続きます。







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Date: 2017.02.28
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絞りの絵羽織から、道中着コートへ

あるところで、未仕立ての絞り絵羽織が、とても格安で売られていました。
色も絞りもいいので、道中着コートを作ると素敵になりますよと、提案。
お気に召していただきました!

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軽くてしわにならず、絞りのよさを感じさせてくれるコートになりました。
一粒一粒の手仕事の力が、ふんわりと身体を包んでくれます。

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私も以前、同じように作った絞りの道中着コートがありましたが、あまりにもお気に入りで着過ぎてしまい、破れてしまったのです。
また作りたいなぁと思って、絞りの絵羽織は手に入れましたが、まだ仕立てられずにおります。
今のところは、絞りの羽織でふんわり感を楽しみたいと思います。

この様な提案、お仕立ての承り、ご相談も受けております。

毎年、節分の京都へお札を貰いに出かけておりましたが、今年は伺うことが出来ませんでした。
今年は、自分のうちにある鬼と福に向き合いましょうか。

明日は、立春大吉。新しい一年を迎える立春です。




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Date: 2017.02.03
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