着物の橋渡し、着こなし講座にて

先日、着物のことを尋ねたいと、高校の先輩からメッセージを頂きました。
ご友人のお母さまの着物を処分したいのだが、捨てるのは忍びないしどうしたものだろうかとのご相談でした。
桐の箪笥ではなく、ガンガンに入れてあると伺い、保存状況はあまりよろしくないかもと思いましたが、選ばせていただき、着物を着たい方へお渡しする橋渡し役ならと、お引き受けしました。

着物に対しての想いは、その方の生き方にも通じています。
着れないものと大丈夫なものと仕分して、手放す着物をいかしてくれる誰かに託したいのです。
ものをただ捨てるのではなく、ものに込められた自分の気持ちを整理することの大切さがあります。
こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」に通じますね。

お話を伺いながら、いくつか選ばせていただきました。
そして、着こなし講座に参加して下さっている方の中から、寸法と雰囲気の合う方の所へ喜んでお嫁に行きました。


黒留袖
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毘沙門亀甲の紬
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札が付いたままの道行コート
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息子さんからみたら、全て着ないもの、要らないものに見えたでしょう。
お母さまは、久しぶりに自分の着物を見て、思い出したように着物の話から、最後には御主人さまの背広のことまでお話して下さって、嬉しそうでした。
こうして着物の話が出来る人というのは、今は少ないのでしょうか。

着物の委託販売の仕事をしていた時にも、母娘で着物の話が出来ないとお母さまがこぼしていました。
ああ、貴方は着物のことわかるわね!と喜ばれましたが、母娘で着物を受け継いでいけない寂しさを感じておりました。
私は祖母から受け継いだものがあったから、母とは着物の話は出来ませんが、着物の話がわかるのです。
母娘でなくとも、着物でなくとも、わかる人と話がしたいものですね。

ともあれ、皆が喜んでいただける橋渡しとなり、感謝します。






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Date: 2017.04.19
Category: 着付け
Comments (2)Trackbacks (0)

この記事へのコメント:

makoron

Date2017.04.20 (木) 20:21:43

遅刻して駆け付けた教室で羽織って見てと言われ着ては見ましたがまさか頂ける事とは思わず、橋渡しの意味もちょっと曖昧で良いのかしら、と思いつつ、このブログでようやく納得出来ました。毘沙門亀甲の紬を頂き、ありがとうございました。色合、風合い共にとても気に入ってます。寸法もあつらえた如くピッタリで突然のプレゼントに戸惑いつつも嬉しさをかみしめております。ありがとうございました。大切に着ます。でも、親子でと言うお話、ちょっと身に沁みます。私も息子のみなので。嫁とそんな話が出来、この着物も渡せる関係を築きたいと思いました。

着物~はごろも

Date2017.04.28 (金) 23:30:48

makoronさま☆言葉足らずで申し訳なかったです。でも、気に入ってくださって、着物も喜んでいると思います。
寸法や雰囲気、好みなどを思い浮かべての選択ですので、漏れた方はごめんなさい、というスタイルの橋渡しです。
機会を見つけては、着物を着てお出かけ下さいませ。

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