紗の着物に袖を通して

頂いた紗の着物に、やっと袖を通すことができました。
裏が赤、表が黒の紗はよく見かけ、何枚か持っていて着ていましたが、この頂いた紗は、裏は赤、表は紺、そして赤の網模様と洒落ています。何枚か紗の着物を着てみると、固めの紗と柔らかめの紗があり、生地のランクで着やすさが違うものだということを知りました。
今日、袖を通した紗は、着やすく、気持ちのよい着物でした。


20170721_095919.jpg


浴衣を着物風に着るのは、お手入れのことなど考えると、お気軽でよいのですが、きちんと夏着物を着るのも、やはりよいものです。麻の下着、汗取りあしべを着てから、長襦袢、着物と、夏の着物は端折らずきちんと着ます。

着物を着はじめた頃、夏の着物は手強い!と痛感した時のことを思い出されるからです。
特に紗のように透けるものは、長襦袢の丈に気を使いますね。
足首がにょきっと透けた着物からみえないよう、寸法を合わせておきます。
下着のラインにも気を配ります。

着はじめた頃といえば、安いポリエステルの絽長襦袢を着たら、蒸れて暑くて、着ていられなかったことがありました。
今は、麻、海島綿(かいとうめん)、爽竹(そうたけ)、など、夏の襦袢の種類も増えて気持ちよく着ていられるようになりましたが、あれは本当に参りました。。。

夏着物を始める方で、お嫁入りに喪服をご用意されていらっしゃれば…50歳以上くらいになってしまうのかしら?
夏の喪服の長襦袢を着てしまうのも一つですね。
以前は、麻の長襦袢もあったようですが、正絹の絽は今でもあります。そして、現在はポリエステルの絽が喪服セットに組み込まれているのが多くなりました。
今の仕事場の先輩にその話をすると、洗えるから暑くても我慢して着ると言われました。
うーん、我慢比べか・・・。それなら、爽竹(そうたけ)などのムレにくく爽やか生地にすればいいのにと思いますが、セットを組む具合によるのでしょうね。
それより、喪の着物は、夏は着ないという方向が益々進むのかな。

仕事でこの三日間は着物で居られます。
やっぱり気持ちよく、心落ち着きます。
離れてみて、着物の良さを改めて感じられるこの頃、当たり前に着ていられたことは、様様なご縁の上に成り立っていたことで、当たり前ではなかったのだと教えられました。

和の暮らしの中での着物姿は、着物暮らしをはじめてから、茅葺屋根のお家に連れて行ってもらったことが元になっています。
その茅葺屋根のお家は、人の出入りがなくなり放置されていると聞いています。
寂しい限りですが、何事もご縁で成り立つものですから、切れる縁、繋がれる縁、因縁和合。

紗の着物に袖を通して、思い出されたことをつらつらと。
虫の音がきこえる夏の夜です。



↓↓↓ 応援のポチッとをお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ
にほんブログ村


スポンサーサイト
Date: 2017.07.21
Category: 着物まわり
Comments (0)Trackbacks (0)

この記事へのコメント:


管理人のみ通知 :

トラックバック:


プロフィール

着物~はごろも

Author:着物~はごろも
「着物暮らし はごろも」FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
フリーエリア

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR