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枇杷の季節が終わり…。

弟子入りしないとできないと思っていた「友禅染」。
習えるのですか?!

名古屋友禅の伝統工芸士 「叶工房」の先生との出会いから二十年が経っていました。
英先生は糸目と金彩、R先生は色挿し、ご夫妻で一つの作品をつくられていたので、習う側は、それぞれの得意分野を学ぶことが出来き、有り難いお教室でした。

「箔が付く」
その言葉どおり、仕上げの金箔で見違えるようになった、初めての友禅染めは忘れられません。

お道具を一式用意して下さって、月に一回、名古屋でのお稽古に通うようなったのは、着物暮らしを始める前のこと。
絹のハンカチなどに染めていたのですが、無謀にも枇杷の柄の訪問着を染めることにしたのです。
いきなり、六月の単衣限定の柄。
染の北川ばりの枇杷の木に実が揺れているのがいい!

ゆりかごの唄にある
♪枇杷の実が揺れてる♪
しあわせなイメージの訪問着。

枇杷の木を取材、下絵から取り組み、仮絵羽の柄合わせも初めてでした。


20190713_085601.jpg

やってみたいと言えば、その時の技量にあわせてアドバイスを下さり、たとえ失敗しても、その補い方も教えてくださいました。

え、習えるの?
やってみたい!

自分で染めた帯をしていると、興味を示され、友禅教室へ通うお仲間が増えました。
私は、諸事情ありお休みしたままですが、皆さんはずっと続けて作品を作り続けていらっしゃいます。

今年五月の作品展に、英先生はいらっしゃいませんでした。
お二人のお顔がみられるものと楽しみに出かけたのに、悲しいお知らせを聞いたのでした。

そして、6月6日の訃報。

6月の初めに、枇杷の訪問着を染めていた頃のことや、教室のお昼には近くのうどん屋さんへよく行ったこと、甘夏みかんがお好きだったこと等、あれこれと思い出されていたのでした。

お通夜に参列。
お稽古仲間の方のお顔も見られて、懐かしさと悲しさがありました。
いつも仲良く素敵なご夫妻でしたから、残されたR先生のお心を察します。

今年は、枇杷の実が成り年でした。
英先生のお別れと、今年も着ることがなかった枇杷の友禅染の訪問着。

きれいな糸目を引く姿が思い出されます。
R先生の品の良い色合わせと、美しい暈しが引き立ち、叶工房の名古屋友禅の作品が生まれていました。
まだまだお二人の作品をたくさん拝見したかった。。。

枇杷の季節が終わり、友禅教室で過ごした豊かな時間を振り返ることができました。
蓮の花が開き始めましたね。
英先生に出会えてたこと、心より感謝申し上げます。
安らかでありますように。



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Date: 2019.07.14
Category: 染め織り
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