沖縄・紅型の工房

沖縄に観光に行った訳ではないのですよ。
もずや会の沖縄ツアーですから、琉球の染と織の工房へも足を運びました。
まずは、紅型の工房へ。

お取引先でもありますから、どこの工房とは申し上げられませんので、あしからず。
詳しくは、もずや民藝館へ。
会員登録が必要ですが、着物業者以外の沖縄染織に興味のある方は、ぜひ!
「はごろも」の紹介でと、コメントしてくださいませ。
承認後、会員登録され、もずや民藝館の内容がご覧いただけます。作家さんの紹介もありますよ。


初めて、るくじゅうを拝見しました。
紅型の型を彫るときに使う下敷きです。
島とうふを乾燥させて作りますが、二年くらい使ったら、作り変えます。
本当は、そろそろ作らないといけないのだけどね、と見せてくださいました。

P1150384.jpg


この二月の寒い時期に外に出して作るのだけれど、ここ最近は暖かくて作れなくなってしまった、とのこと。
それで、冷蔵庫に入れて乾燥させて作るのです。

型を彫る紙は、渋紙を使用していましたが、現在はエスティ紙です。

紅型の型紙には、白地型と染地型と二種類あります。
白地型とは、柄の部分を残して他の部分を彫りとった型紙のこと。
染地型とは、白地型とは逆で地の部分を残して模様の輪郭を彫りとった型のことで、線を生かす柄に向いています。
型の種類は、デザインによって変えます。

糊は、もち米と糠を二時間蒸して、よく混ぜて糊を作ります。
2~3kg、ちょうど蒸しあがったところでした。
P1150387.jpg

糊は、生地の素材によって柔らかさを変えます。
麻は硬め、絹は柔らかめに。

型置きの糊には、群青を少し入れています。
生成色の糊では、生地に同化してわかりにくいためです。

P1150376.jpg

型紙を作ってからの工程をまとめました。

型置き
型紙の上にペースト状の防染糊をヘラで薄く均一に伸ばし、布に模様を写し取っていきます。

豆引き(ごひき)
型置きされた布に、大豆の絞り汁を水で薄めたものを刷毛で布全体に引きます。
大豆のタンパク成分で顔料の定着を促し、同時に滲みを防ぎます

配色
顔料で色を入れていきます
色挿し(べた塗り)

隈取り(柄に立体感を生み出す技法)
色挿しのときよりも少し濃い目の顔料をつけ、ぼかしていきます。

蒸し・水元
顔料を定着させるために生地を蒸した後、水にしばらく浸して糊を落とします。
生地の色を染めない場合は、ここで終わり

糊伏せ
地染めをする際、染めたくない部分の模様を防染糊で伏せていく作業

地入れ
顔料の定着を促し、滲み防止のために、水で薄めた糊を専用の刷毛で引きます

地染め
大きな刷毛を使って引き染めしていきます

蒸し
高温の蒸し器で蒸して色を定着させ、染料の色落ちを防ぎます

水元
水につけて糊を落とします


紅型の特徴である色のルールは、反対色をぶつける、ぼかしで調整する、白を効かす、と教えてくださいました。

ともすれば、派手な色を敬遠し、無難なものでまとめるコーディネートをしがちですが、華やいでみえる帯の組み合わせは、着姿のきかし色として、冒険してみたいものです。
見ているだけと違い、自分のものにしてつけてみると、ああ、これもあり!と思えますよ、と、着物談義になりました。

P1150391.jpg

遊びこころのある方とお見受けしました。
益々、素敵な作品を作ってくださいね!

P1150385.jpg



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Date: 2014.02.09
Category: もずや会
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