夜咄茶事

夜咄とは、炉の季節の、冬至に近い頃から立春までの間、夕暮れ時から行われる茶事のことです。
立春は過ぎてしまいましたが、二月ということで、杜鵑庵にて開催されました。

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待合にて、雑穀甘酒を頂き、体を温めたら、お正客が手燭を持ち、腰掛へ。
一昨年の十二月は、雪がちらついていたことを思い出されました。
今回は、少し春めいてきた日暮れ時です。
亭主が迎付けに現れると、お正客と向き合い、お互いに手に持つ手燭の交換をして、夜咄が始まりました。

席入りすると、まずは薄茶を一服おもあいで。

短檠(たんけい)と手燭の柔らかな光の中で、初炭(しょずみ)。
あかあかとした菊炭の美しいこと!
誰ともなく、写真が撮りたいくらいとつぶやくと、すかさず亭主が、この場にいる人だけが味わうものを大切にしたいとのお応えでした。

余談ですが、最近は「フードポルノ」という言葉が出回るように、撮影して投稿することへの一石を投じています。
私もブロガーなので、言葉足らずを補うために、写真に頼ってしまうことも多々あります。
その辺りのバランスを上手くとりながら、写真に頼りすぎず、魅力的な記事を書いていきたいと、改めて思わせていただきました。

一期一会

皆がそのような想いをもって、夜咄の茶事が進みました。

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闇鍋状態を経験したことから、お膳にも和蝋燭が灯り、亭主の気づかいを感じながら、和やかに頂きました。
和蝋燭の芯切りも皆が滞りなく行われました。初めて恐る恐るしていたことを思い出されて、懐かしく思えるくらいに、和蝋燭の扱いにも少し慣れてきました。

一文字飯と蕪の味噌汁
燗鍋
向付: 煮豚のみぞれあんかけ
汁替え: さいの目切りの赤だし
煮もの椀: 鮭の奉書巻
焼きもの: 帆立と本しめじと目キャベツ
鍋: 鳥団子と豆腐
進肴: うどと菜の花の酢の物

ここまできて、お腹がいっぱいに。。。
小吸い物と八寸を中止して、湯斗と香の物を頂き、お箸を落とします。

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お濃茶は、流派の違うHさんのお点前。
こうやってするのね、など、違う点などを拝見しながら、お濃茶を頂きました。
お菓子は、京都で作られた『雪餅』。
W夫人のおかげで、作られたその日のうちに名古屋で食べられることに!
ふんわりとした口当たりに、皆が至福の時に。

こちらも、まさに一期一会。

中立し、銅鑼の合図で席入り、薄茶のお点前はMさん。
こちらの干菓子も京都のもの、灯香(ほのか)と東雲(しののめ)、手作りピールも少々。

薄茶で使われたものは、当日の朝に出来上がった茶杓。
とても華奢な芽吹きです。

お濃茶の時のものは、「芽吹く前」、素材は、木曾檜。こちらは写真はありませんので、あしからず。
茶ガール賞を受賞した「芽吹き」の前に作られた習作の五本のうちの一つでした。
話題の前と最新作をこうして、茶杓を作られた輝さんから、説明を受けながら拝見できるとは、杜鵑庵ならではです。

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今回は、お昼間の準備から参加させていただき、勉強になりました。
とても和やかな良い時間を過ごせて、幸せでした。
皆さんがそれぞれ進歩していらっしゃるのを感じました。
時々しか伺えませんが、またお仲間に入れてくださいね。
花見、蛍、朝茶、とご一緒できたら嬉しいです!



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Date: 2014.02.24
Category: 茶道部
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