角館の樺細工下駄

秋田の角館のお祭りの時に、買い求めた樺細工の下駄を、久しぶりに履きました。
よく見ると、鼻緒も傷んできていますが、普段履に、時たま出番があるだけなので、そのままになっています。

CIMG0170.jpg

祭りの夜、若い頃は格好よかったことを偲ばせる店主に、鼻緒を挿げて貰いました。
もう十年は経ちましたが、樺細工の美しさは変わらないです。


国指定無形民俗文化財「角館祭りのやま行事」は、毎年9月7、8、9日の3日間、昼夜通して行われます。

曳山と曳山が向かい合うと、交渉員と呼ばれる黄色の襷をかけた若者によって「交渉」と呼ばれる話し合いが行われます。
そして、曳山同士が交渉を重ねても、双方が下り曳山の場合などはお互いに通行権を主張し、話が折り合わない場合、交渉は決裂し、激突(山ぶつけ)に及ぶこともあり、さらにそれが時として深夜にまで及ぶこともあります。

じっくり、ゆっくりとした印象をうけた曳山でした。

秋田美人の郷として名高い北仙北地方、確かに美人が多く、子供たちも可愛らしかったです。
曳山の舞台で、秋田おばこたちが艶やかに手踊りを披露します。
三歳から、二十歳までの踊り手が、綺麗に化粧をして、着物で舞台で踊ります。
小さい頃から、毎年祭りの舞台に立ち、みられることも、美しく磨かれるためのことだとわかっているからでしょう。

美しく磨かれると言えば、桜の木の皮の美しさに、いつ誰が気が付いたのでしょうか。
樺細工を知って心惹かれたころ、雨に濡れた桜の木肌に、ハッとしたことがありました。
そんな風に、美しい山桜の木肌を身近に引き寄せたかったのかもしれません。

今年は雨が多いので、お祭りには降らないことを祈ります。

確か通り雨で、単衣の塩澤を縮ませてしまった苦い体験も、このお祭りの時だったことを思い出しました。
お召も、縮緬も、撚りを強くかけたものは、水で縮むので気をつけないといけませんね。
これに懲りて、塩澤を防水加工をして袷で作り、とても重宝しました。

北国の秋は、輝き、駆け足で冬に向かうのでしょう。
樺細工とともに、紅葉の美しさは忘れられません。



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Date: 2014.09.05
Category: 着物まわり
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