月日荘にて

月日荘にて、「なか志まや・一衣舎 二人展」。
福眼でした。

川村成さんの綺麗な色目の帯が、目に留まりました。
綺麗な色がいいと思う年頃になりましたと言うと、一衣舎の奥様が、笑って頷いて下さいました。
強い印象のものもありましたが、色目が優しくなり、手にしたい方が増えたことでしょう。

麻地の藤井礼子さんのジャワ更紗を拝見。
紺地が特に好みでしたが、他も素敵でした。

沖縄の首里織の道頓の帯や、八重山上布などもあり、もちろん、他にも、唐桟や、あれこれ。
そのあれこれを、身に纏うことが出来たら、面白いことでしょうね。
そのような財力があったらの話ですが。。。

入口に、「八重山上布 インド芭蕉」という不思議な書き方がされた反物がありました。
一衣舎さんにお尋ねすると、話せば長くなります、と言われて。

作者は、「森 泉」さん。
女性かと思っていたら、男性でした。
しかも、織の作家さんではなかったと言われて、亡くなられた奥様のことから、話は始まりました。
奥様は、「森 伸子」さん。
詳しくは、こちらをクリック→八重山の染色~森 伸子さん

闘病中も病院を抜け出して、機に向かっていたという逸話も、伺いました。
そして、糸がかけられたままの機が残されたのでした。

その機のことを想うと、残されたものの切なさに、胸が痛みました。
しかし、お連れ合いの泉さんが、伸子さんのお弟子さんに教えてもらいながら、その機で織りあげたのです。
経糸はラミー、緯糸はインドの実芭蕉の繊維から糸にしたもの。

伸子さんがインドで指導していた頃は、細い芭蕉糸が作られたのですが、現在では、このような細い糸が出来なくなったとか。大きな存在の方だったのだろうと、この逸話からでも、伺いしれました。

奥様に問いかけるように織られたのでしょうか。
とても稀な織物です。規格の範囲で決めつけてみてはいけないものもあります。
受け継がれた物語を知ることにより、身に纏う方は、志を感じられることでしょう。

ありがとうございました。

201504sakura.jpg

その日は、入学式の着付け、名残の花見、草取りをしてから、出かけたのでした。
雨が上がり、なんとかお天気がもってよかったです。

次の月日荘の企画展は、
4月10日㈮~20日㈪ 11時~19時
「無地着物」の魅力 と 「帯」 です。







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Date: 2015.04.07
Category: お出かけ
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