型紙スタイル展&藍田正雄氏の実演

東京、京都、と巡ってきた「型紙スタイル展」。
型紙といえば、伊勢型紙。
ご当地の三重県立美術館での展示は当然でしょう!と、待ちに待っておりました。
そして、9月1日、2日は、藍田正雄氏の実演があると伺い、近鉄でGO!
津駅の近鉄駅営業所では、会期中でも割引入場券を求めることが出来ます。


三重県立美術館 企画展

同時開催の県民ギャラリー(無料)も素晴らしかったです。
「極小の宇宙 手わざの粋ー伊勢型紙の歴史と展開ー」
江戸時代の型紙から、現代は伊勢型紙保存会の型紙まで、道具も含めじっくりと拝見できます。
裃などの展示もあり、充実しておりました。

最後の今年出来上がったばかりの柔らかな色合いの「秋草にうろこ」着物(前期のみ展示・9月17日まで)を眺めておりましたら、染められたご当人が後ろに!
「着物姿がよかったので、実は後ろから付いて来たのですよ。」と嬉しいお言葉。
気さくに、展示では見られない前柄の向きを下向かないように合わせたことや、八掛けの柄のことまでお話してくださいました。

ブログ掲載のご了解を頂き、感謝いたします。

2012.9.01 011

午後2時からの実演が始まり、沢山の方に囲まれる中で、型を置いて、糊置き、染め、蒸し、水元まで、を見せてくださいました。後継者の愛朗氏との息のあったところも拝見でき、頼もしい気持ちになりました。

銀座もとじさんの姿もお見受けいたしました。
「藍田正雄 江戸小紋」で検索しますと、銀座もとじさんのページが一番にヒットします。
藍田氏の人となりが詳しく書かれておりますので、ご興味のある方はご覧くださいませ。

今回の実演で、縞と柄とでは、型紙に向かう姿勢が違うことを知りました。
反物を貼った台に対して右側に立ち、端から型紙を置いて行きます。
縞は縦に糊を置くので、体は反物に対して平行、そのため左足が前に出ます。
反対に、柄物は横に糊を置くので、体は反物に対して直角、向き合うなるため右足が出ます。
理にかなった姿勢というものが、どの世界にもあるものですね。

藍田正雄氏と愛朗氏とご一緒に。

2012.9.01 004

新しい染め技法もあるが、手技でなければ出来ないことをと、色々と工夫をされていらっしゃいます。
実演では、杢の柄を染める技もを披露。特許は取らず惜しげなく公開される藍田氏。
ここまでの染めを出来るものならやってみろ!という職人魂が感じられる姿勢です。

2012.9.01 010

型紙の対しての想いも厚く、ニューヨークの美術館に保管されたままの型紙について、これを活かすことをするのがあなたたちの仕事でしょう!と言ってやった、というエピソードを話して下さり、10年経った今、それを活かすプロジェクトが動きはじめたと、ワクワクするようなこれからの展開も、気さくにお話して下さいました。
どうぞお体に気をつけて、益々のご活躍をお祈り致します。

ティールームにて、ほっと一息。

2012.9.01 006

この日の夜は郡上踊りに行く予定があり、愛知県、三重県、岐阜県、と東海三県をまたにかけ???
とにかく体力勝負です。





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Date: 2012.09.02
Category: お出かけ
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