10月の成岩教室

10月の成岩教室では、七五三に向けての帯結びのリクエストがありました。
9月がお休みだったため、一回で覚えて、11月3日に本番!
お孫さんに結んであげたい想いに応えました。

作りつけ帯ではなく、名古屋帯からのリメイクの帯なので、柄が手先にないものでした。
三重ゴム紐を使い、無地の部分が目立たないように、四枚羽のアレンジをお伝えしました。
三重ゴム紐も初めて使う方でしたので、まずは手順から。

そして、意外に難しいのが、始めに帯を巻き付けて一結びするところです。
基本中の基本ですが、立ち位置も含めてきちんと出来るには、細かいポイントがあるのです。
子供用のトルソーもないので、柱にタオルを巻き付けて、頑張りました。

DSC_1195.jpg


これに「しごき」を付けますが、今日は用意されていなかったので、付け方のみお伝えしました。
昔、「しごき(扱き帯)」は、おひきずりが当たり前だった頃に裾をあげるために使っていました。
今では、おはしょりをつくり着物を着ることが主なので、「しごき」は使われませんが、七五三、花嫁衣裳に結ばれています。

本番のお天気と無事に着せ付けられますことを、お祈りいたします。
きっと、上手くいくと思います。

他の方は、すっかり忘れてちゃったわ~と、補正のことから、長襦袢、着物、名古屋帯まで、もう一度、思い出しながら、お稽古しました。
洗い張りして仕立て直した大島と長襦袢を着て、お稽古された方は、着心地が違うことを体感されました。
風合いが良くなり、今の寸法で仕立てたので着やすくなり、八掛けを渋めしてより洒落た大島になりました。
八掛けの色でずいぶん印象がかわるところが、面白いです。

一回仕立てたら、それで終わりでなく、蘇らせる技や知恵があるものが日本文化です。
これは、着物だけでなく、住まいも同じですね。
昨日お邪魔した、築150年の古民家を三年かけて綺麗にされたお家がとても素敵だったので、改めて感じ入ることです。

絹の着物や帯は、お蚕様の命を頂いて出来ていますし、木造の家は、山の木の命を頂いて建てています。
そして、その頂いた命を大切に、形を変えるときには、再利用して暮らしてきたのが、日本人です。
何でも壊したり、捨ててしまえばいいというものではないことを、考えていきたいです。
着物一反分で、約2700頭から3000頭のお蚕様が必要です。
お蚕様の命のことを想って、着物や帯に触れてみるのも大切なことです。

はごろもの着物教室では、着付けの他に、仕立て替え、洗い張りなどのご相談や承りも、応じています。

リメイクの帯を結んでお祝いをすることで、お祖母さまからお孫さんへ伝わるものがあると信じます。
佳き日でありますように。





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Date: 2015.10.26
Category: 着付け
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