京都国立近代美術館・志村ふくみと民藝

節分の京都に合わせて始まった「志村ふくみ・母衣への回帰」。
プチ迷子しながら、京都国立近代美術館へたどり着きました。


美しい色合いの着物が、美しく並んでいました。
草木から色をいただく、「いのちのうつしかえ」。
そのいのちが輝いていました。

スキャン_20160208 (2)


平成27年度 第5回コレクション展(計163点)の中では、「用の美」を想う―民藝の作家たちが、とてもよかったです。
黒田辰秋、河井寛次郎、浜田庄司、富本憲吉、芹沢銈介、棟方志功らの代表的作品群があり、以前から私がみたかった、鯛の着物がありました!

静岡の芹沢慶介美術館に行ったのですが、巡回されていて拝見することが叶いませんでした。
ひょっこり、京都で拝見できるとは!思いがけず、嬉しかったです。

そして、黒田辰秋氏のなつめが印象に残りました。家具などの大きなものだけでなく、小さなものもとても存在感があり、思わず手に取りたくなるほど!

民藝運動に共鳴していたお母さまから、染織の手ほどきを受け制作を始められた、志村ふくみ氏。
「母衣(ぼろ)への回帰」という副題があるように、その原点の民藝運動を担った作家たちの作品が、合わせて観賞できることは嬉しい計らいでした。

テキスタイルとアートでは、北村武資氏の羅織の黒羽織が展示してありました。
こちらも存在感があり、遠くからでも気になり、近くまできて北村武資氏のものだと知りました。
羅織の美しさに魅かれてしまいました。

美術品を身に纏うことが出来るのが、日本の着物の素晴らしいところです。
宝石など装飾品で飾らなくとも、布の力で着る人を高めてくれるのです。
それは、お蚕さんのいのちから糸となり、草木の色を頂き、織り手の想いが加わり、形となります。
「馬子にも衣装」という言葉があるように、着物に助けられることもありますが、その一方で、着物に着られて負けてしまうこともあります。着る側も気合いで着て、相応しくあろうと自分自身を高めることも、時には必要ですね。

閉館ぎりぎりまで居ましたら、志村ふくみ氏の着物をお召の方をお二人見かけることが出来ました。
一目でわかる美しい着物でした。






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Date: 2016.02.09
Category: お出かけ
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